日本チーム、Houston でACRP 2012 Global Conference & Exhibitionに参加、DallasでCROとMedical Centerを視察

   

今年のACRP Global Conference & Exhibitionが、4月14日〜17日にテキサス州ヒューストンで開催されました。

ACRP本部のある米国を中心に、世界各国から2000人を超す臨床試験専門家たちが参加し、キャリア育成、スキルアップ、倫理、規制要件といった話題から最新の電子ツールの利用に関するトピックに至るまで、幅広いテーマで口演とポスターセッションが繰り広げられました。演者も、大学、Medical Center、メーカー、CRO、コンサルタント、FDA職員など多彩で、最新情報の共有と活発な意見交換が行われました。

日本からは、病院、SMO、内資・外資メーカー等から過去最多の10名を超えるメンバーが参加しました。ほとんどが互いに所属も役割も異なり、この学会で初顔合わせという顔ぶれでしたが、すぐに打ち解け、それぞれの視点から演題に関わるテーマについて意見を出し、チーム内でも議論を交わすことができました。

日本メンバーからの発表は、ポスターと口演が各1題ずつありました。先に行われたCRAとCRCの協働体制に関するポスター発表では、日本独特の試験実施体制の説明に演者への質問が相次ぎました。

口演では、米国のコンサルタント会社スタッフとの共演で、臨床研究・治験活性化のための日本の取り組みと、欧米人から見た日本の試験実施状況に関するテーマを発表しました。このような国際学会で、最新の日本の取り組みを伝える良い機会になりました。

学会終了後、日本からの参加メンバーはダラスへ移動し、現地に本社をおくCRO“MedTrial社”と最先端の臨床試験をアクティブに実施していることで有名な“Baylor Research Institute”への視察ツアーを敢行しました。

MedTrial社は臨床試験受託業務とトレーニングの提供で定評あるCROです。日本チームはCEOをはじめ本社役員たちから歓迎をうけ、会社説明に続いて、同社のProject ManagerやCRAたちも交え、米国と日本の臨床試験実施体制に関する情報交換や円滑な試験実施のための工夫等について数時間にわたるディスカッションを行いました。

Baylor Research Instituteでも歓待されました。施設の運営責任者から歴史と現在の活動状況について説明があり、引き続き行われた施設ツアーでは、日本とは違った臨床試験の実施環境を目の当たりにすることができました。

また、臨床試験部門の責任者から、スタッフの業務環境やトレーニングプログラム、キャリアプラン等についても詳細な説明をうけ、参加者たちは大いに刺激をうけました。

ツアー最終夜には、メンバー全員で今回の学会と視察で得られた情報や新鮮な驚きを振り返り、これから日本の仲間に伝えていきたいこと、新たに提案したいこと等を夜が更けるまで語り合いました。

今後、各参加メンバーが今回の経験や情報をいろんな形で情報提供する機会があると思います。お楽しみに。

そして、来年のオーランド大会では、新旧取り混ぜさらに多くのメンバーとご一緒できますように。

   

    

【参考リンク】

ACRP Global Conference & Exhibition 2012(今回の学会)

http://www.acrp2012.org/acrp2012/public/enter.aspx

MedTrial社

http://www.medtrials.com/

Baylor Research Institute

http://www.baylorhealth.edu/Research/BRI/Pages/default.aspx

ACRP Global Conference & Exhibition 2013(来年の学会)

http://www.acrp2013.org/

   

 

文責:筒泉直樹

   

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