3月9日第3回グローバル試験実務者研修会(S2) in 東京

2012年3月9日、今シリーズ最終となる東京グローバル試験実務者研修会が日本医師会館で行われました。雨がしとしとと降り、まだまだ寒い日でしたが、本日のために全国各地より集まったCRC、CRA、治験事務局担当者等の臨床試験専門家、のべ41名に参加いただきました。

    

【臨床英語】

国際共同私権の実務事例/講師:秦友美、濱田 京子

医学英語(3)は、シリーズで唯一の実務編です。参加者へ事前に実施したアンケートの調査結果に基づいた研修内容で構成されました。ファシリテーターの秦友美氏(北里大学臨床薬理研究所)の進行のもと、講師の濱田氏(サンフレア)から、メール・電話応対に加え、SAE報告や履歴書、プロトコール用語等について例題も交えながら、具体的な表現方法学びました。    

参加者からは「とても実用的で業務に役に立つ」や、「内容が盛りだくさんで、今までのコースの総括・復習にもなった」と、とても好評でした。

    

【医学知識】

「微熱と脱力を主訴として来院した女性例」/講師:森直幹

医学知識(3)では、参加者に事前送付した検査値データを元にRCPC手法で講義が進められました。 参加者は講師にマイクをあてられるとそれぞれ自分が考え付く疾病名とその根拠を述べていました。前回までの医学知識(1)、(2) と続けて受講された方も多く、最初に比べると発言、議論ともに活発になり、回数を重ねるたびに、より強い勉強意欲が感じられました。

       

   

   

【規制要件】

海外と日本の治験実施手順の違い「さらなる理解のために」/講師:吉田浩輔、筒泉直樹

規制要件(3)では客員講師に吉田浩輔氏(アステラス製薬)を迎え、規制要件(1)、(2)の受講者からリクエストの多かった“米国と欧州それぞれの規制や治験実施手順の違い”について講義をうけました。その後は、業種と所属の異なるメンバーで構成されたグループでワークを行いました。治験依頼者によるSAE報告パターンのバリエーションをグループ内で確認した後、最も印象的なSAE報告事例について発表し、参加者全員で共有を行いました。この機会に多様な事例を知ることは、参加者たちにとって大いに参考になったようです。研修後には、各テーブルの参加者同士で名刺交換や談笑する姿がみられました。このような研修をきっかけに、所属や役割を越えたつながりが、今後の臨床試験専門家たちの貴重なネットワーク基盤になれば何よりです。

    

全シリーズを通して、治験・臨床に携わる参加者達の意識の高さ、新たな知識とグローバルな視野を持とうとする意欲の強さを感じました。また、この研修を通して、ACRP認定試験の受験を決意された方が、多数いらっしゃいました。今年3月に実施された認定試験には、研修参加者を含め、10名のCRC/CRAがチャレンジしました。CRA認定(CCRA)が50%、CRC認定(CCRC)が25%という合格成果が得られました。既に9月試験の受験予定者も二桁以上となり、これからの活躍がとても楽しみです。

   

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